Flashcards Deluxe(以下、FCDと省略)は多機能な単語帳アプリですが、中でもTTS(Text to Speech、音声読み上げ)は目玉機能の一つです。
TTSを使えば単語帳のカードのテキストを元にして自動的に音声を付加できるため、特に外国語学習に威力を発揮します。
かつては音声データをダウンロードする手法のみが取られていましたが、iOS純正の読み上げ機能も使用出来るようになってからは、カードの修正の度にダウンロードし直す必要もなくなりました。
まずはFCDのカードにTTSを適用する方法から。
カードを表示させた状態の右上の設定ボタンよりDeck Options→Sound→Text to Speech (TTS)→Voice (音声を付加したい面の番号)と進んで使用したい音声を選択します。
▽選択したボイスはデッキ中のカード全てに適用され、カードをめくると出てくる再生ボタンを押すと発音してくれます。
デフォルトでも多種多様な言語と音声が用意されていますが、追加もできるのです。
▽設定アプリより一般→アクセシビリティ→視覚サポート→Voice Over→スピーチと進み「ローターで選択可能な言語」より音声を追加したい言語を選択します。無ければ「新しい言語を追加…」より追加します。
▽対象の言語の中で試したい音声を見つけたら右の雲ボタンを押すとダウンロードされます。ダウンロードが完了したら再生ボタンで音声を確認しましょう。*3
カッコつきで拡張とあるのは高品質音声です。
▽設定アプリでの追加が終わったらFCDのTTS設定画面を開き直します。設定アプリで追加した音声が選択可能になっているはずです。
ちなみにTTS設定画面の中で現行のSiriは、日本語だと男声はHattori、女声はO-ren。アメリカ英語だと男声はAaron、女声はNickyです。迷ったらこれらを(アメリカ英語は拡張(=Enhanced)を利用して)使用すると聞き取りやすいでしょう。
あとがき
以上、FCDのヘルプに書いてあったことを元に解説してみました。もっとFCD使いが増えればいいな。