Windowsで文章中の単語をWeb検索するには
単語選択→コピー→ブラウザで検索エンジンを開く→検索窓にペースト→検索結果表示
という手順が一般的ですが、これを
単語選択→検索エンジン選択→検索結果表示
といった手順にすることで瞬時に検索結果を表示する方法があります。
そのために使うフリーソフトがこちらです。
ArtTips の説明
ArtTipsは多目的ツールで本記事で紹介する機能はほんの一端です。
ダウンロードは同サイトのダウンロードページから行えます。
インストールはデフォルトの指定のまま進めれば良いので迷うことはないと思います。
軽量で他の作業の邪魔にもならないのでスタートアップに登録しておくと良いでしょう。
インストールした後、ArtTips.exeをクリックすると起動しタスクトレイに常駐します。
タスクトレイのアイコンを右クリックするとメニューが出ます。各機能の起動や設定はこのメニューから行います。
※スクリーンショットはカスタマイズ済みなので表示されている項目が若干異なるかもしれませんが、手順は同じです。
メニュー起動方法のカスタマイズ
常駐時に特定のキーボードを叩くことで、あるいは特定の動作をマウスですることでメニューを起動できます。ここでは任意のアプリケーション上でShiftキーを2回押すと起動するように設定したいと思います。
メニュー>SETTING>POP UP MENU設定>HOT KEY 起動設定
と進むとHOT KEYを設定できます。
設定欄のApplicationの行の「Shift x 2」をチェックしてOKを押します。
任意のアプリケーションを開いてShiftキーを2回押し、メニューが現れればOKです。
メニューのカスタマイズ
メニュー>SETTING>POP UP MENU設定>POP UP MENU設定タブ
と進むことでメニューに表示する項目のカスタマイズが出来ます。
設定画面の左側の欄がアプリケーション上でのメニューを表示した時の項目の設定です。
メニュー項目を選択した後、下のボタンで設定を切り替えます。設定値は
- ON…項目を表示
- TOP…項目内の内容をメニューの最上階層に全て表示
- SUB…項目内の内容をメニューの一段階下の階層に表示
- off…非表示
があり、UP/DOWNボタンで順番を入れ替えます。
検索機能に使うMENU項目はWeb検索なので、これをTOP(古いバージョンではON)にします。
その他の項目は自由に設定してOKを押します。
検索エンジンのカスタマイズ
メニュー>SETTING>Web 検索設定
で検索エンジンの設定ができます。
設定画面の上半分には設定済みの検索エンジンが、下半分には新規登録画面が並んでいます。
ここではWeblio英和和英を登録してみます。「URL(Left)」と「URLエンコードされた選択文字」と「URL(Right)」が結合されたURLが開く、ということを意識して以下を入力します。
検索名:Weblio英和和英(&E)
URLエンコード:UTF8
URL(Left):http://ejje.weblio.jp/content/
URL(Right):
このとき検索名内に「半角のアンド+アルファベット」を記入すると後述するようにメニュー選択時にキーボードショートカットになります。
ICONボタンからアイコンを変更できますが、自動取得機能は無いので自分で用意する必要があります。
ブラウザボタンでブラウザの実行ファイルを指定するとそのブラウザで開くことが出来ます。指定しない場合は既定のブラウザで開きます。
以上を入力して登録ボタンを押すと検索エンジンとして登録されます。OKで完了します。